生基生殖医療センター
桃園院 院長
王 馨世
(オウ・ケイセイ)
40年以上の歩みの先に。すべての女性が自分らしく、幸せな未来へ進んでいけることを願って。
医師として歩み始めた頃から、私はずっと女性の身体と向き合ってきました。 婦人科の診察室で、さまざまな年代の女性が抱える悩みに耳を傾ける日々でした。
そのうちに、ホルモンや生殖内分泌の研究にも力を注ぐようになります。 学べば学ぶほど、女性の身体に起こる変化と妊娠とが、どれほど深く結びついているかが見えてきました。そうして私の診療は、少しずつ不妊治療へと軸を移していきました。
40年以上という時間のなかで、「子どもを授かりたい」という願いを抱えた、本当に多くの女性とお会いしてきました。
妊娠を望みながら、思うようにはいかない。治療を続けるなかで、不安や迷いを抱えてしまう。そんな方は、決して少なくありません。
妊娠に関わる要因は、お一人おひとり違います。年齢のこと、卵巣の機能、ホルモンのバランス。同じ組み合わせの方は、ひとりとしていらっしゃいません。
だからこそ、目の前の症状だけを見るのではなく、その方の身体がいま、どういう状態にあるのかを丁寧に見極めたい。
そのうえで、これまでに積み重ねてきた経験と知識を生かした治療をご提案したい。私はそう考えながら、日々の診療にあたっています。
不妊治療は、身体だけの治療ではありません。ときに心にも、大きな負担がのしかかります。
適切な医療をお届けすることは、もちろん私たちの務めです。けれども、それだけでは足りないとも思うのです。お一人おひとりのお気持ちにも寄り添いながら、治療の日々を少しでも安心して過ごしていただけるように。そう願って、みなさまをお迎えしています。
一人でも多くの女性が、ご自身の身体について理解を深め、この道のりのなかで希望を持ち続けながら、望む未来へと歩んでいけますように。
ご自身の卵子で治療を続ける方も、必要に応じて卵子提供という選択肢を選ぶ方も、身体の状態も、ここに至るまでの人生も、それぞれに違います。 けれども、母親になりたい、子どもを授かりたい。その願いは、どれも等しく大切なものです。
これからも、長年にわたり培ってきた経験を礎に、生基生殖医療センターを訪れてくださる一組ひと組のご夫婦に寄り添い、それぞれの願いに向かう歩みを、ともに進んでまいります。
学歴
英国ロンドン大学 セント・バーソロミュー医学校 生殖生理学 博士(Ph.D.)
高雄医学大学大学院 熱帯医学研究科 修士
高雄医学大学 医学部 学士
経歴
長庚大学医学院 臨床医学研究科 研究科長/教授
長庚記念病院 林口医療センター 産婦人科 教授
長庚記念病院 台北院区 医学研究部 部長
長庚記念病院 林口医療センター 産婦人科 婦人科部門 部長
専門分野
体外受精
人工授精
不妊症の診断・治療
更年期障害
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
卵子提供
精子提供
卵子凍結